クリエイターリーダー

愛さん
(20代)
3年目
緑の仕事は未経験だったにもかかわらず、持ち前の積極性とリーダーシップでめきめきと活躍中。女の子らしくいつもキラキラ☆
クリエイターリーダー

晶子さん
(30代)
3年目
ガーデナーをしていた豊富な知識・経験を元に、きめ細やかな管理が得意。お料理上手でしっかり者のきれいなお姉さん!そして酒豪。
クリエイターリーダー

明子さん
(30代)
3年目
自分で剪定もできる実務派!経験豊富なベテランなのに、ちょっと天然な親しみやすさで職人さんにもクリエイターにも人気者。
こちらの皆さんは、各エリアのリーダーとして活躍中です!
作業を計画どおり進めるために、職人さんや他のグリーンクリエイターへ指示を出して現場をまとめていますが、うまくいかない時やもっとこうしたいということを担当社員に相談して計画を組み替えて実行したり、イベントの内容を考えたり、お客さんとの打ち合わせを行ったりと幅広く活動しています。リーダーならではのやりがいや大変さも含めて、率直なところを教えて下さい。よろしくお願いします~!
(未経験の方には理解しづらい部分もあるかもしれませんが、皆の雰囲気を感じて頂ければ幸いです☆)まず、みなさんの1日のスケジュールを教えてください。
けっこう日によって違うので、それぞれ代表的な1日をお伝えしますね!
■とある現場作業の日
8:30 |
駅でみんなと待ち合わせ |
8:50 |
現場着。管理人室へご挨拶、受付 |
9:00 |
職人さんと合流し、朝礼。クリエイター作業がある日は分かれて作業。 |
10:30 |
お茶休憩
作業 |
12:00 |
お昼休憩 |
13:00 |
作業再開
午前中の進捗を改めて職人さん、クリエイターに確認して必要なら計画修正 |
15:00 |
お茶休憩、再び進捗確認 |
16:30 |
片付け開始(作業後写真撮影、日報の記入) |
17:00 |
夕礼→管理人室へご挨拶、報告 |
17:15 |
終了! |
■とあるクリスマスリース作りイベントの日
7:30 |
社員と集合、車に乗せてもらい現場へ材料を運ぶ |
7:45 |
現地でみんなと集合、入館手続きをして準備。お茶休憩。 |
9:30 |
受付開始 |
10:00 |
イベントスタート!
みんなの前で作り方の説明。住人さんのリース作りのサポート。 |
12:00 |
イベント終了、片付け |
13:00 |
会社に戻り、お昼休憩 |
14:00 |
片付けをして、イベント終了!
家に帰る |
17:00 |
明日の作業についてメンバーに連絡→お仕事終了 |
■現場と打ち合わせがある日
8:45 |
現場でみんなと集合。入館手続き。 |
9:00 |
作業開始 |
10:00 |
休憩 |
12:00 |
お昼休憩
作業の進捗確認、進め方の相談 |
13:00 |
作業再開 |
15:00 |
休憩 |
15:30 |
メンバーに後の作業をお願いして作業切り上げ |
16:00 |
植栽委員会に出席 |
18:00 |
委員会が終了し、現場を出る。 |
(現場終わりに、会社に戻って打ち合わせや内勤することもあります)
ありがとうございます!日によってかなり違いますね。
では次にみなさんの入社のきっかけを教えて下さい。
最初はお花をなんとなく触りたいと思ってて、でもお花屋さんよりは根っこがついている方がよくて、お花関連の求人サイトでたまたま見つけたの。その時は前の仕事とかけもちだったから、条件がぴったりだったのね。
私は元々京都でガーデナーをしてたから、東京に越してきてからも同じ現場を1年通して見られる仕事がよかった。なかなか都心にそういう仕事が見つからなかったときに、たまたまネットで見つけたの。なかなか他にはない仕事だと思ったし、これなら出来そうって。
私は前にも造園会社にいたことがあって、やっぱり緑の仕事がいいなって思って探したの。
実際、皆さんは今リーダーとしてお仕事していますが、どんなきっかけでリーダーになりましたか?
変わったことはありますか?
私は前の仕事と1年くらいかけもちだったけど、前の仕事をやめたときに事業責任者の吉田さんにリーダーでやらないか?って声をかけてもらって、吉田さんの思いが伝わったから素直にやろうと思って。
最近は自分が何をしたいかやっとわかってきた。こんなことをして喜んでもらいたいなとか、こんなことができるようになりたいなとか、漠然としていたものがなんとなく分かってきた。他のクリエイターもきっとやりたいことがあると思うから、そういうことができるようにしていきたいなと思ってる。
私も自分の生活が変わったタイミングでリーダーになる話をもらって。それから物件担当になって、各物件への責任感がでてきて、年間管理予定も一巡りして、やっと「こうしたいな」と思ってきたな。
実は私、一度やめようと思ったことがあって。正直バイトの時給で一人暮らしするのは大変だったし、本当にやめますって言ったの。そしたら、吉田さんに声をかけてもらってマンションの仕事をしないかって。
吉田さんもいろいろ動いてくれて生活もなんとかなりそうだったし、元々やってたから自分の経験や力も活かせるかなと思って。そしていつの間にか契約社員に(笑)
みんなすごいタイミングで声かけられたんですね。
この仕事のやりがいって何ですか?
担当案件のイベントどれをやっても本当にすごく喜んでくれて。何ヶ月も前から住民さんや担当社員と打ち合わせて、その意識の高さに私も本気になったし、いろんな気づきがあった。予想以上にお客さんが来てくれて大変だったけど、住民さんは帰るときにわざわざ声をかけてくれて、「ありがとう」「楽しかった」とか「また来年もぜひやってください」と言ってもらって、本当に嬉しかった。
私もすごく喜んでもらった!イベントは直接住民さんと話す機会になるから、「あそこきれいになったね」とか、作業している時も話しかけてもらえるようになった。
普通はそこまでやらないようなことも、お客さんがやりたいことは皆で考えてやってみる。そのスタンスはすごく好き。
私は前にいたところと考え方とか優先順位がすごく違うから、それを合わせるのが本当に大変だった。前は住民さんと話すことも全然なかったし。だから最初は住民さんへの挨拶とか全然できなくて(笑)
でも今は作業を進めるだけじゃなくて、どうしたらもっと良くなるか、住民さんに喜んでもらえるかとか考える。その考え方の差が本当に大きいし、大事だと思う。
私の前職のときは挨拶や接客はしてたけど、決まった予算枠を出ることは絶対なかったから、その枠も超えて提案できるのは新しい。いい提案をすればお客さんも取り入れてくれるんだって。
プロの作業は職人さんにお任せして、私たちはお客さん目線で考えたり指示をしている感じだね。
提案に対して本当にダメって言われないよね。聞くだけ損っていうくらい(笑)
前の仕事で店長してて、売れるなら好きにやってよくてキャンペーンとかチラシとか戦略的な部分を自由にできる会社だった。それがやりたかったけど、どうやればいいか分からなくて。思った通りにいかない現実とか、自分が成し遂げられなかったという気持ちが強い。今は前の会社よりもいい環境だと思ってて、前できなかったことをここでリベンジしたいし、すごい「できそう」って思えてる。
雨の日の寒さ、夏の暑さ、雪かきとか。基本的に天候に左右されるよね。シフトを組み直さなきゃいけないとか、メンバーに休んでもらわなきゃいけないとかもね。
実務的なところも、結構大変。シフトが減ってしまうのをメンバーに直接伝えなきゃいけないし、相手の心情を考えて「なんとかするから!」って言って社員に提案をしたりね。
特にパート・アルバイトの立場ってシフトがなければそれだけ収入が減っちゃうからね。一緒にやって行きたいメンバーがせっかく育ってきてくれてるから、その部分で続けられなくなるのはもったいない。
でも完璧には絶対できないし、天気もコントロールできないから、自分ができる範囲のことをやればいいよね。全部自分の責任と思ったらできないし。クリエイターもスキルアップして、やれることが増やせたら選択肢がひろがるしね。
メンバーからももっと提案が欲しい。こうしたほうがいいんじゃないですかとかね。
それもすごく考えてて、これから確実にリーダーを増やさないといけないし、自分も上がっていかなきゃいけない。それをするには、みんなに普段行かないマンションの事例も見てもらったほうがいいと思ってる。そしたら「じゃあこの現場でもこれできるかも」ってなるし、それは本当に情報が足りないだけだよね。
今、私のチームはバランスが取れてるよ。作業でいろいろ気付いてくれる人がいて、私がそれに答えて、実行するのを助けてくれる人がいる、いい流れがある。私がいないところで私が言わないような厳しいことも言ってくれてたり。それにはやっぱり私がみんなの役割を意識して、この人はこういうポジションだなと考えて接するのと、そうでないのとでは全然違うと思うから、それを考えて接していきたいなって。
今のを聞いていると、私はもしかしてやりすぎで、人によっての特徴をもっと出せるようにしてもいいのかなって思った。
晶子さんはすごく丁寧だし指示も的確だからね。
職人さんとの関係は?
まさしくパートナー。この山を一緒に超えるぞ!みたいな。上下関係があるわけじゃないし、愚痴も一緒に言ったり、冗談も言うし。仲間です。
俺たち仲間だよねっていう話をわざわざしたことがあるよ(笑)私が勝手に、「みんなともっとうまくやって行きたいし、仲間だと思っているし」っていう話をしたことがあって。そしたら「え、全然仲間だと思ってるよ!」みたいな話をして、なんか仲良くなった(笑)
それをちゃんと口で言えるのがすごいね。使えるなぁ(笑)いつも楽しく休憩したり、話して提案してくれる職人さんも増えていいなって思っていたけど、同じ思いでやっているっていうのを確認するのも大事だね。
今までの経験から言ったら、親会社と下請けの関係は絶対で、横並びになることなんて無かった。ある現場で職人さんの費用が足りなくて相談をされたときに、普通は請負なんだからその中でやれってなるところが、レオの場合は「足りない分を払うから、今後改善できるように一緒に考えよう」っていう判断が出たのがすごい。
職人さんも作業機械を買ったり投資してくれているし、こちらもちゃんと一緒に考えて、協力したり尊重している。職人さんも安心して、一緒にチャレンジしようって思えるんじゃないかな。
職人をパートナーって言うのは口だけじゃないね(笑)
パートナーの職人さんに一緒にやりたいんだっていうことをちゃんと伝えることですごく変わった。お金も大事だけど、どういう方法でやるか、これは本当にお客さんに喜ばれるのかをちゃんと話す。職人さんに、「私はこの現場を任せたい。あなたがやった仕事はすごくいいと思うから、いいと思うことはどんどんやってほしい」って伝えたら、それまでは本当に言った仕事しかしてくれなかったけど、「ここも気になったからやっておいたよ」ってなって。
「任せるよ」とか「信頼してるよ」とか「安心してやってほしい」ってちゃんと言うのって本当に大切だなと思った。
キャラが違うから大丈夫(笑)
リーダーシップって本当に自分のスタイルを作るしかないし、そのまま真似できないけど、それでいいよね。
そういう意味ではここはみんなキャラが違うから面白いよね。
思い出とかありますか?
東邦レオに入って、いろんな人と話し合ったなって。メンバーと話したときも、私も思ってたことが言えたし、気づいてなかったことがわかって納得できた。そういう話し合いができたことがすごくありがたかった。その後、社員さんともケンカしたりして(笑)
言いたいこと言いやすいよね。社員さんもそうだけど。わがままとか感情じゃなくて、ちゃんと考えたことは聞いてもらえるし。
これからもきっと出来る限りそうすると思う。こないだのリーダー研修のときに、信頼ってコミュニケーションの量だっていう話があって、それは本当にそうだと思う。うまくいかないときって、からまなくなったとき。伝えたいことの真意が伝わらない状態になっちゃってたなって。私ってこういう人だよっていうのを、お互いに知っておくのって大事だね。
大事なことは何かっていうことだよね。人の悪口も会社の批判もいくらでも言えるけど、じゃあどうしたいのかが大事で。新しい人が入ってきた時は特に最初に疑問も不安もあると思うから、それをいい方向に解消していけるようにしたいな。
まだまだ終わりそうにないけど(笑)、今日は時間だしここまで!
いいきっかけだった。こんなにがっつり話すことも少ないから(笑)