トップページ>私たちのこだわり
エントランス前の可愛らしい花に、ふと足が止まる。
週末には、ぷらっと家族で散歩をしてみたくなる。
定期的に開かれる花植えイベントで新たな繋がりが生まれる。
気さくなスタッフに植物のことを教わる。
画一的なこれまでの植栽管理から、
コミュニケーションと笑顔が生まれる新たなサービスへ。
どこでも見られるような木々や花々ではなく
その場所に住む人たちならではの「緑の空間」づくり。
オンリーワンの家づくりと同様に、
オンリーワンの緑をマンションの敷地内に誕生させる。
それが私たちの提供する新たな緑地メンテナンスサービスです。
私たちが団地・マンションの植栽管理の世界に入り、真っ先に感じた事があります。それは、マンション管理は「経営」であるということです。
居住者が住まいの未来を託す管理費と修繕積立費。その使い方次第で、将来の暮らしが大きく左右される現実を数多く目にしました。
200戸の一般的なマンションで積み立てるお金は10年間で約5億円。その運営を託されている理事の方々は「団地・マンションの経営者」そのものです。私たち管理受託業者の責務として、自社の利益ではなく理事様と同じ立場に立って考え、ご提案することが最も重要だと考えています。
経営という視点で考えると、変化が多い時代、未来に有益な情報をいち早く仕入れ、居住者と早期に『合意形成』が構築できることがとても重要です。そのためには日々の関係づくりやコミュニティの形成が必要不可欠です。
東日本大震災をきっかけに、居住者ひとりひとりの考え方にも変化がありました。安心して暮していくために、人と人の繋がりに対するニーズは自然と高まっています。また、防災対策やいざという時の修繕費用として使えるよう『管理費の支出を極力抑えたい』というニーズも新たに生まれてきました。
もし、この潜在的に広がるコミュニティ形成の思いと、管理上必須である合意形成が良い形で合致し、団結した居住者の下、これからの暮らしに必要な判断や行動がとれるマンションができたならば、暮らしがより豊かになり、魅力的なものになると私たちは考えています。
マンション管理の中では、ごく一部でしかない植栽管理ですが、「樹木は生長して大きくなる」という特性があります。木が大きくなりすぎると、以下のような課題が出てくることがあります。
これらの問題を防ぐためには、緑地の完成イメージを描き、長期的な視点で管理を考えていく必要があります。
1年目
12年目
共用部の緑には、そこに暮す人と人を繋ぐ力がある。30年以上に渡り、全国の街に緑地空間を創り、育ててきた私たちなりの結論です。
今まで団地・マンションの植栽は、共用部であるがために、触れることが出来ない、見るだけのものでした。私たちはその概念を変え、もっと暮らしに根付いた緑づくり、暮らしを豊かにする緑にしたいと考えています。
敷地内の緑を活かした季節毎のイベントや、草取り合戦などの清掃活動イベントを通じて、まずは多くの人に興味関心を持って頂くところからサポートし、必要であれば本格的な参加型管理まで一緒に創り上げていきたい。そのためムダなお金は徹底して無くし、必要な部分に掛けられるような管理や改修工事のアドバイス、具体的な解決策のご提示をしたいと考えています。
理事と居住者が、緑を通じて一緒に「楽しい」時間を共有する。お互いの立場を理解しあうことで、スムーズな合意形成のもと、住民総会が「最短」で決まったという事例にも出会いました。
50年近くのノウハウを活かした上で、新しく団地・マンション分野に取組む、しがらみがない私たちだからこそ出来る管理組合様の立場に立った事業運営。
失敗も含め至らない点もあるとは思いますが、この姿勢だけは決して崩す事無く、管理組合様のための活動を続けて行きたいと思っています。