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事例紹介 クリエイティブグリーンをご利用いただいたお客様の事例を紹介します。

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負担を抑えながらより魅力的なイングリッシュガーデンへ!

竣工時のコンセプト「イングリッシュガーデン」を取り戻し、かつ理事の負担軽減、長期的なコスト上昇を抑えた植栽改善を進めている事例。「楽しく関われる」植栽との付き合い方も参考になる。

東京都稲城市にある「若葉台ワーズワースの丘」は、緑豊かな環境に佇む350戸の大規模マンションだ。レンガ色の建物と合わせて、メインエントランスの水景やバラ園、オベリスクなどイングリッシュガーデンの要素を多く取り入れた緑地が魅力となっている。竣工後10年を超え、植物の生育不良や枯れによるコスト増加や、理事の作業負担が大きいこと、単年度の運営となり長期的方針がないことなどに課題があり、植栽専門委員会で14期より植栽についての検討を始めた。15期となる2016年より植栽管理業者の変更と共に植栽専門委員会を正式発足し、3カ年計画にて改善中だ。ナチュラルなイングリッシュガーデンを目指し、委員会メンバーを中心として住民自らも作業を行いながら土壌改良・植え替えが進み、着実に美しく健全な植栽空間になってきている。

 

目指すのはコストを抑えつつも美しい、ナチュラルなイングリッシュガーデン

販売時からイングリッシュガーデンというコンセプトはあったが、再検討にあたり有志メンバーで「横浜イングリッシュガーデン」を見学し、目指すイメージを共有するとともに要素を整理した。一方で、1期からの植栽関連費用を詳細に分析することで、コスト全体が増加傾向にあること、その約半分は樹木類にかかっていることが明らかとなった。特に、高木や生垣の生育不良や、風が強く支柱が傷みやすいことも今後の管理コストを上げるだろうことが予想された。

これらのことから導き出した植栽方針として、①新たに木を植えない②一年草から多年草へ転換していく③自然樹形を大切にすることをベースとしたナチュラルなイングリッシュガーデンとすることで、管理コストを上げずに美しい庭づくりを行うこととした。

負担ではなく、楽しく関われる植栽にする運営の工夫

過去からも植栽に対する住民の関わりは深くガーデニングクラブも発足していたが、作業負荷が大きくなったことで休止していた。そのため、理事の業務として敷地内の花壇とエントランスポットの植え替え年2回が行われてきたが、1年ごと輪番制の理事に対しては作業負担が大きかった。また、植栽管理業務の委託先が樹木類と芝地等は造園業者、草花類は花屋と2業者に分かれていたため、その調整業務も理事の負担となっていた。

一方で、有志住民によるバラ園の管理は献身的な努力により続いていた。これらの住民による植栽への関わりは大切にしながらも、理事の負担ではなく楽しんで行えるようにすることも今回の再検討のねらいだった。

これらの目標と課題に対して総合的かつ長期的な視点を持ち、計画サポート、運営支援、保守管理、修繕を一貫して依頼できるパートナー企業を探すため、植栽専門委員会により提案依頼書を作成し企業選定を行った。結果、業務発注をほぼ一本化することができ、提案・運営支援・技術指導を受けながら緑地改善を行えるようになった。理事業務だった一年草の花壇植替えは、土壌改良と共に多年草へ植え替える作業を住民活動により実施し、美しく整備すると共に将来的な作業負担と管理コストを削減した。また、植栽地に楽しく関われる取組みとして、季節の寄せ植えや、敷地内の植物を利用したクリスマスリース作り等に取り組んでいる。

 

改善の成果と今後に向けて

植栽の改善とあわせて、ベンチやオブジェなどの構造物の特別清掃を行うことで、空間としての印象が大きく改善した。改善の検討にあたっては、メンバーで現地を見て状況を把握するとともに、合成画像での検討、試験施工での生育確認など、丁寧に進めている。3カ年計画は1年目、2年目でエントランス、中庭改善が終わり、3年目である2018年は住棟や駐車場周辺の生垣改善を行い、完了する計画だ。