知り合うきっかけになった中庭植替えイベント
調子が悪くなってきた中庭の改修工事を住民参加イベントとして行いました。
土壌改良の力仕事から、お花やハーブ苗の植えつけ、樹名板づくりやハーブティの試飲などを行いました。そこから住民さん同士のつながりも生まれてきています!
植栽管理見直しのきっかけ
竣工3年目で管理業務全体の見直しを実施され、管理会社の変更もされましたが、その管理会社が植栽管理は受託しない方針だったことから、業者と直接契約することになりました。参加した数社の中から東邦レオを選んで頂き、2013年6月から管理開始させて頂きました。
「木が枯れたら枯れっぱなしで、原因もわからない」という従来の植栽管理に不満があり、その改善提案やイベント提案が評価ポイントになったとのことです。
その前年に初めてクリスマスイベントを管理組合主催で開催されるなど、コミュニティへの取り組みにも力を入れはじめていたことと、「中庭の花壇の植替えをイベントにすることもできます」という私たちからの提案がマッチし、2013年の秋に中庭植替えイベントを実施することになりました。
月1回の植栽担当委員会で内容や運営方法の検討を進めました。
イベントの流れ
当日には、約40名の方が参加して下さいました!驚いたことに、「3年住んでいるけど、初めて中庭に来ました」という方も少なくありませんでした。
中でも有志の皆さんには、「土壌改良」という、土を掘り起こして土壌改良材(土の機能を補うもの)を混ぜ込む作業から行って頂きました。
大変な力仕事ですが、お父さんメンバーを中心に力強く行って頂きました!
小さなお子さんや、付き添いのお母さん方にはプランターのお花植付を行って頂きました。
お花の扱い方をレクチャーしながら、1苗ずつ大切に植えてくださいました。
お父さんからは、「土いじりがこんなに楽しかったのを久しぶりに実感しました」というお声を頂いたり、子ども達も遊びながら協力していました。
暑い日だったので、休憩がてらに「植えたハーブのハーブティ」も試飲していただきました。
「レモングラス」のレモンの香りに、「ステビア」で甘みが加わったハーブティが癖がなく、お子様から大人の方まで一番人気でした!
別コーナーでは、木の板を使った樹名板づくり。
「しゃがむ作業はつらい」とおっしゃっていたご年配の女性がずっと作って下さり、他の方にコツを教えて下さっていました。
ハーブの香りも楽しみながら、みんなで植えつけます!
初めて顔をあわせる方とも、自然と会話がはずみます。
中庭へ続く共用廊下には、新しく植えたハーブやお花の名前や使い方を掲示しました。
じっくり読んでくださる方、写真をとってくださる方もいて、「こういうのが読めると楽しみになるね!」とお声がけ頂きました。
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その後、うれしい後日談を伺いました。
このイベントの時に知り合った植物の好きな奥様方が、個人的にもベランダで育てているお花を交換したり、お茶をしたりといった交流が続いているとのこと。
さらに、そんなお話とともに、収穫した野いちごのジャムと、ハーブクッキーも作られたとのことで、植栽担当委員会の場で配って頂きました!
準備は少したいへんですが、やって良かった!ととても感動しました。